
きゅうぞうと申します。
ふと気が付いたら、私の右手薬指の爪に黒い縦線ができていました。
黒ペンで塗ったというわけではありません。
何かにぶつけたり、ケガをしたような記憶もなく、「あれ?いつの間に?」という感じ。
痛みがあったわけではないし、ヒビができているわけではないし、少しずつ黒い線が伸びてできたわけでもありません。
本当にいきなり急に爪に黒い縦線ができていました。
さすがにメラノーマだったらどうしようと気になってしまい、病院(皮膚科)で診察してもらう事にしました。
爪に黒い縦線ができると要注意!?
爪の黒い縦線はメラノーマの可能性があると言われています。
メラノーマとは悪性黒色腫の事で、皮膚の色素(メラニン)をつくる細胞やほくろの細胞ががん化した「皮膚がん」の一種です。
初期のメラノーマであれば、爪を取り除くなどして治療が可能。
しかし進行が進むと指の切断だけでは済まなくなってしまう・・・、それほどメラノーマは悪性度が高く怖いんです。
皮膚科で診察してもらいました
診察時間はおよそ5分程度ですぐに終わりました。
▼ダーモスコープという医療機器で診察していただきました。

ダーモスコープ
画像引用:日経メディカル
従来メラノーマは病理組織検査をしなければならず、診断にはとても時間がかかっていました。
このダーモスコープは色素沈着の状態が詳しく診察ができるので、これまで肉眼では判別しにくい病変でも発見可能となり、早期治療が可能となりました。
しかも保険適応なので費用負担が少なく診察を受ける事が可能です。
ダーモスコープを扱っていない病院もありますので、気になる方は事前に問い合わせてからいく事をおすすめいたします。
私は初診料も入れて、3割負担で1,060円でした。
診察結果はどうだったのか?
私の場合は、結果はとりあえず今のところは問題なし。
爪にもほくろのような物ができるようで、今回の私の爪の黒い縦線はほくろのような物だそうです。
しかし良性が悪性に変わる可能性があるようで、以下を注意するように言われました。
爪の生え際に注意
爪の生え際の皮膚まで黒くなってきたら、また病院に来るように言われました。
爪の内側の皮膚に注意
爪の内側の皮膚まで黒くなったら、また病院に来るように言われました。
爪の縦線の変化に注意
爪の縦線に以下のような変化が見られたら、病院に来るよう言われました。
・線が太くなってきた
・線がギザギザに変化してきた
・線が他に何かしらの変化をした
まとめ
爪の変化はなにかしらの健康シグナルかもしれません。気になった方はすぐに病院にいきましょう!
検査だけをしてもらうのであれば、そこまで診察料は高くありません。
放っておいて大変になる前に、とりあえず病院に行きましょう!
なお本記事を書いたのが2018年。2021年現在、何も問題なく生活しています。