
今回はシチズンより発売されました、耳/額式体温計 CTD711のレビュー記事をお届けいたします。
なんとこの商品、約1秒で体温が測れてしまうという優れモノ!
朝の忙しいときに重宝しそうな予感がプンプンします。
また新型コロナウイルス感染症に際しての検温にも力を発揮しそうな気がします。
赤ちゃんの検温は超大変
赤ちゃんや小さい子供の体温を測るのって本当に大変ですよね。
じっとしていてくれれば良いのですが、暴れだしてまた体温測り直しとか・・・。気が付けば5分ほど格闘している事すらあります。
我が家では少しでも検温のグズりを解消するために、キティちゃんの体温計を買うなどして子供のグズりに対応してきました。
でも通常の体温計って計測に30秒~90秒かかってしまいます。
普通に考えれば短い時間ではあるのですが、子供の検温の30秒~90秒はとてつもなく長い時間に感じてしまうものです。
・・・とそんなこんなで、今回の赤外線体温計「シチズン 耳/額式体温計CTD711」を買うことになったわけです。
それではシチズン耳/額式体温計CTD711をご紹介いたします。
シチズン 耳/額式体温計 CTD711
箱はかなりコンパクトサイズ。厚さこと違いますがスマートフォンの幅・高さとあまり変わらない大きさといった印象です。
なおこの赤外線体温計は、耳・額・ミルクなどの物体表面温度・室温の4つが計測可能となっております。
箱を開けてみると中身はシンプル。
商品本体と説明書類、プラスチック容器が入っておりました。
計測部(プロープ)にはキャップが付いていました。
清潔に使いたいものです。
モニターにはご丁寧に保護フィルムが付いておりました。
私はすぐ剥がす派です。
電池はボタン電池を1個使用します。
電池は元々1個装填された状態で、使用電池はCR2032です。
電池交換はドライバー不要です。
計測は超簡単!任意のモードを選択してSCANボタンを押すだけです。
赤ちゃん(0歳1か月)に使ってみた

耳で計測
実際に我が家の赤ちゃんに赤外線体温計「シチズン耳/額式体温計 CTD711」を使ってみることにしました。
計測は約1秒と驚くべきスピード!子供が泣く暇すら与えません。
しかし、低めの計測結果になってしまいました。
正しく鼓膜に赤外線が届くようにしないといけないようで、これには慣れが必要だと思いました。
今度は赤ちゃんの額で測ってみることにしました。
耳の計測時間とほぼ同様の約1秒で計測完了です。
36.0℃の計測結果ですが、赤ちゃんの体温ってもうちょっと高いような・・・。
額での計測の注意書き
ご使用前にあらかじめ使用される室温に15分程度なじませてからご使用ください。
額測定モードでは室温が20℃未満のとき、周囲環境の影響で正しい測定が出ない場合があります。
20℃以上の室温内または耳での測定をお勧めします。
引用:説明書
額で検温するときは室内の温度に注意が必要なようです。
ミルクや室温も測ってみた
物体表面温度測定モードで、ぬるくなったミルクの温度を測ってみることにしました。
表示は31.6℃。おそらく正確っぽい気がします。
この物体表面温度測定モードは、測定物との距離を1cm~2cm離した状態で測定するのが一番正確に測れるようです。
室温も測ってみました。
近くに置いてあった温度計とほぼ同じだったので、ほぼ正確かと思います。
あとがき
使い方に慣れや注意が必要ですが、買って本当によかったと思える商品でした。
私が感じた良い点と気になった点をまとめてみました。
良い点
・約1秒の計測(子供が泣く前に測り終えることができる)
・簡単操作で誰でも扱える(通常の体温計同様に扱える)
・耳、額、物体表面、室温と幅広い計測が可能
・軽い(63g)
気になった点
・正しい計測結果を得るためには、慣れや注意が必要
まだ赤外線体温計を使ったことがない方はぜひ使ってみてください。