![[子供のリビング学習]机の選び方やポイントをまとめました](https://www.kyuzoblog.com/wp-content/uploads/2018/08/sensei_okoru.png)
きゅうぞうと申します。
今日はリビング学習の記事です。
5歳(年長)と3歳(年少)の子供が我が家にはいるのですが、子供が年長になると学習机どうする?ってなるわけです。
私の子供の頃は自室に学習机を買い与えられ、いかにも「ここで勉強しなさい!」的な圧迫的要素を学習机は担っていました。
その圧迫的な存在感と静かな環境下で集中できるわけもなく、結局のところ自室の学習机で勉強した記憶は正直一度もありません。
目次
リビング学習とは
リビング学習とは読んでその名の通り、リビングで勉強をするという事です。
最近になって「リビング学習」というものが色々なメディアで取り上げられるようになりました。
これまでの常識は、静かな自室の学習机で勉強をするのが当たり前でした。
書籍やネットなど色々なメディアで「リビング学習」で勉強している子供の方が成績が伸びやすいという事が取り上げられています。
「成績を上げる=リビング学習」が今や当たり前となってきています。
テレビ東京の番組調査だと、なんと東大生48.6%がリビング学習だったそうです。
リビング学習が良いポイントをまとめてみました。
集中力が養える
静かな自室にこもって勉強したほうが集中できそうですが静かな場所でしか勉強できない子供はかえって集中力が身に付かなくなってしまうそうです。
リビングですと騒音があり、一見勉強の邪魔になってしまいそうですが、多少の騒音をも気にしない集中力が養えるとの事です。
静かな図書館よりも、適度に騒音があるカフェや電車の中の方が集中できるって事ないですか?同じような感じですね。
親がすぐ対応できる
子供が勉強でわからない箇所があったら、親がすぐに子どもの勉強を教えたりする事ができます。
希薄になりがちな親子のコミュニケーションがとれるきっかけになるのは良いですね。
緊張感と安心感
リビングで勉強していると誰かが近くにいるため、「勉強しなくては!」と程よい緊張感の中で勉強する事ができます。
また、家族が近くで見守ってくれているという安心感の中で勉強をする事ができます。
兄弟、家族にも良い影響
下に弟や妹がいる場合、上の子が勉強していると真似して勉強するようになります。
また、私たち親も「何か一緒に勉強しようかな?」と勉強のモチベーションが上がるようになります。
リビング学習のポイントや注意点
必要以上に怒らない
ガミガミ怒られると、子供が勉強のやる気を失ってしまいます。
先ずは静かに子供の集中力を妨げないよう見守るというのが大切です。
質問されたら答えてあげる
「忙しいから後でね~」「今料理作っているからダメ」 とよく言ってしまいがちです。
どんなに忙しくても子供が質問してきたら答えてあげる事が大切。
子供がより安心感と信頼感を感じる事ができ、勉強に集中して取り組むことができます。
真正面にすわらない
心理学的には相手が正面に座るとマイナスとなる効果が多くなると言われています。
・相手が反対の意見を発言する可能性が高くなる
・敵対心を持ちやすくなる
子供にとっては「何か言われてしまうんじゃないか?」という不安な気持ちで勉強をする事になってしまいます。
正面ではなく、隣か斜め横に座りたいですね。
勉強している配慮をする
子供が勉強している最中は、リビングとはいえ配慮が必要です。
・テレビを付けない
・雑音を控える(料理、掃除、会話など)
姿勢が悪くならないよう気を付ける
リビングという環境なので、気分がゆるんでしまったりします。
そのためゆったりしすぎた姿勢で勉強を続けてしまう可能性があるので注意したいところです。
また、ダイニングテーブルや低いリビングテーブルで勉強する場合もあります。
勉強に適した高さではなかったりするので注意が必要です。
親も一緒に学ぶ
子供達が勉強している中、親が遊んでいては子供のやる気を失いかねません。
できるだけ一緒に学んでいくという姿勢が大切です。
リビング学習のデメリット
リビング学習にはメリットがとても多いのですが、デメリットも当然あります。
狭くなる
ダイニングテーブルやリビングテーブルで行う場合には良いのですが、新たに学習机を購入するとなると当然狭くなります。
散らかりやすい
細かい物が単純に増えますので散らかりやすいです。
参考書、プリント、筆記用具など。
リビング学習机の選び方のコツ
リビング学習における机の選び方のコツをまとめてみました。
運びやすい(軽い)
重たく気軽に動かせない机は買わない方が良いです。
子供が自室で勉強したいと将来言い出すかもしれません。
その場合はリビングから子供の部屋へ運ぶことも想定しておかなくてはなりません。
そして不要になったときの処分を考えると、簡単な机を選ぶのが無難です。
子供が使いやすい
リビングに合ったデザイン重視の机を選んでしまうと、勉強に適さない机となってしまうケースもあります。
子供が使いやすいという視点で選びましょう。
我が家が購入した学習机
私が色々検討した結果、学校で使用しているような学習机を採用することとしました。
机・椅子共に組み立てられた状態で届きます。
そのためかなり大きな箱で届きます。
▼新品はこんな感じなのですね
▼天板のビニールを取ると、少し残ってしまいました。
学校でもビニールが残った机ありましたよね。
この学校の学習机の良い点、悪い点を挙げてみたいと思います。
良い点
・とにかく軽い
妻はもちろん、子供でも簡単に動かす事ができます。将来リビングから子供部屋にもっていく事だって簡単です。
・頑丈
さすがは学校で使用されているだけあって、簡単に壊れる気配がありません。
・成長に合わせて簡単にサイズを変えられる
プラスドライバーで机・椅子ともに簡単に変えられます。
▼椅子
・学校の机と(恐らく)同じなので、勉強がしやすい
通う学校で使用する机と恐らく同じなので、子供にとっては慣れていて使いやすい。
・シンプルでリビングにマッチする
意外にもリビングの雰囲気にマッチします。私はシンプルなデザインで気に入っています。
・フローリングに傷が付きにくい
これは意外でした!滑るように移動できるので傷が付きにくい仕様となっています。
▼この溝のおかげか、傷がつきにくい
悪い点
私が悪い点と感じるのは1点のみ。
・かわいらしさはない
友達がかわいいシステムデスクを持っていると、羨ましくなってしまうのでは?・・・という懸念。これは仕方ないですね。
集中する子供
5歳の娘と3歳の息子の勉強の捗り具合が全く違います!!
子供達は公文に通わせているのですが、宿題の進み方が異常なまでに早くなりました。
なにより自分の机というのがとても嬉しいみたいですね。
息子は、ウルトラマン・仮面ライダーのソフビ人形を机に入れていました(^^;)
あとがき
リビング学習はおすすめです!
子供が小さいうちから習慣づけておくと、より効果がありそうです。
ぜひ皆さんもリビング学習を取り入れてはいかがでしょうか?