
きゅうぞうです。
この記事ではヨシタケシンスケさんの絵本「ころべばいいのに」のレビュー記事をお届けいたします。
【絵本レビュー】ヨシタケシンスケ ころべばいいのに

表紙

裏表紙
タイトル | ころべばいいのに |
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作 | ヨシタケシンスケ |
発行年月 | 2019年6月 |
定価 | 1400円+税 |
発行所 | ブロンズ新社 |

主人公の女の子
「ころべばいいのに」の主人公は女の子です。
主人公の女の子には嫌いな人が何人かいるらしく、みんな石につまづいて「ころべばいいのに」というところからスタートします。
きらいな人たちのやっつけ方を妄想したり、自分が嫌な気持ちになった時の解消法を妄想したり、嫌いな人は実は何者かに操られているのでは?と妄想したり・・・。
ヨシタケシンスケワールド全開のぶっ飛んだ妄想が、かわいらしくクスっと笑えます。
また、ヨシタケシンスケさんの作風の特徴とも言える、かわいいイラストがページ全体に余すことなく描かれており、文字量は少ないものの各ページ大ボリュームという印象を受けます。
構成的には、このあと「どうしちゃおう」「りんごかもしれない」「ぼくのニセモノをつくくるには」と似ております。
また全部のページには漢字が一切使用されておらず、カタカナも少なめになっておりまので、文字を読むのが苦手な小さい子供にも抵抗なく読める事と思います。
あとがき
ヨシタケシンスケさんの絵本は、大人でもとても癒される作品が多いですね。
この「ころべばいいのに」は、ストレス解消のテクニックを学ばされたような気がしました。
ぜひみなさんもお読みください。