【元人事推奨】無理ゲーな就職活動の面接を攻略する方法と考え方

きゅうぞうと申します。元上場企業の人事マンです。

 

かなりインパクトのあるタイトルで恐縮ですが、私は「就活の面接は対策が難しすぎて基本的に無理ゲー」だと思っています。

きゅうぞう
就活の面接って本当に難しくないですか?

 

このブログではそんな無理ゲーの就職活動の面接の攻略方法をお伝えいたします。

練習すれば誰でもできる再現性の高い内容です。

無理ゲーな「就活の面接」を攻略する方法と考え方

なぜ就職活動の面接は対策が難しくて無理ゲーかと言うと、理由は就職活動の面接は絶対的な正解というものが存在していないからです。

特にやっかいなのが、面接の正解というものは面接官の性格や価値観などに依存するという事です。

いくら自分が面接で上手く話せた!と思っていても面接官に響いていなければ不合格となります。

学生側としてみれば、はっきり言って無理ゲーです。

 

無理ゲーとは
難易度が高すぎて「クリアするのが無理なゲーム」を指すインターネットスラングです。 定義は特にないため人それぞれの基準になりますが、操作スキルを上げたりレベルを上げる必要があったり、設定上運任せの部分が多かったり、普通に考えただけでは絶対に思いつかないなど、努力だけではクリアが困難な場合によく使われます。

企業側としても注意したいのが、人事担当者が自分と似たような学生ばかりを採用してしまったり、自分と合わないタイプを落としてしまうといった心理バイアスに陥りやすいというのが面接でよく起きてしまいます。

ではそんな無理ゲーの就活面接をどうやって攻略していけばよいのでしょうか?

 

この記事では無理ゲーの就活面接を攻略するためのテクニック等をお伝えいたします。

 

面接を攻略するためのポイント

1. 面接は最初から無理ゲーだと認識する

2. 第一印象に気を付ける

3. 何を伝えるかではなく、どう伝えるかに注力する

 

きゅうぞう
順番に解説していきます。

 

1. 面接は無理ゲーだと認識する

そもそも面接は攻略不可能な無理ゲーだと思ってください。

面接はコミュニケーションで価値観のぶつかり合いで、面接官の数だけ正解が存在しています。

 

売り手市場でも面接で落ちる学生はいとも簡単に落ちます。

自分は人よりも優れている!内定が絶対取れる!というような不要なプライドを持ってしまうと、不採用になった時のダメージが大きくリカバリーが大変です。

就活における面接で重要な要素としては、意外にも「メンタル」だったりします。

 

きゅうぞう
 面接は落ちて当然という意識で面接に臨むと良いですよ。

 

2. 第一印象に気を付ける

採用担当者も人間です。

面接トレーニングをしっかり受けている採用担当者でさえ、いとも簡単に心理バイアスに陥ってしまいます

 

ハッキリ言って見た目が超重要です。

①ハロー効果、後光効果に気を付ける

ハロー効果(ハローこうか、英語: halo effect)とは社会心理学の用語。

ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のこと。

光背効果、ハローエラーともいう。例えば、ある分野の専門家が専門外のことについても権威があると感じてしまうことや、外見のいい人が信頼できると感じてしまうことが挙げられる。ハロー効果は、良い印象から肯定的な方向にも、悪い印象から否定的な方向にも働く。

出典:wikipedia

例えば、東京大学の学生が面接に来ると「彼は東大だから仕事ができそうだ・・・」という先入観の元、面接が進んでしまいます。

第一印象はそういった先入観の良し悪しを一発で決めてしまいますので、面接開始時は特に気を付ける必要があります。

②面接開始前から気を付ける

第一印象が悪く思われてしまうと、その後は相当な努力をしないとリカバリーは難しいと考えたほうが良いでしょう。

面接は開始前から評価が既にスタートしています。

面接開始前から以下を気にしておきたいですね。

 

・姿勢は曲がっておらず正しくしているか

・挨拶はハキハキと爽やかにできているか

・明るい表情で対応できているか

・ダラダラと歩いていないか

・身だしなみはしっかりしているか

③面接開始時の自分の雰囲気に気を付ける

上記「面接開始前から気を付ける」と同様に注意を払いましょう。

特に「笑顔でハキハキと話す」といった自分の雰囲気を相手によく見せるための演出が重要です。

 

〇〇大学から参りました、××と申します!

本日はどうぞよろしくお願いいたします! 

 

3.何を伝えるかではなく、どう伝えるかに注力する

内容は極めてまっとうな事を話しているのに、表情が無表情である事がけっこう多いです。

良い内容なのに、全く伝わってきません。

 

好きな人に無表情で「好きです」と告白しているようなものです。

真剣になって物事を相手に伝えようとするあまり、表情が怖くなってしまう学生はかなり多いです。

何を伝えるか」ではなく「どう伝えるか」に意識を向けましょう。

気を付けるポイント① 表情

明るい笑顔は快活でさわやかなイメージがあり好印象です。

笑顔になることで悪い印象を持たれる事はほとんどありませんので、できるだけ笑顔で面接は対応したいものです。

また視線はできるだけ相手に合わせて話しましょう。

キョロキョロと色々な所に視線を移してしまうと、落ち着きがない印象や自信がなさそうな印象を与えてしまいます。

視線は合わせた方が良いのですが、相手を凝視しすぎてしまうと不自然さ不器用さを感じさせてしまったりするので、適度に視線は外しながら話すのが良いでしょう。

気を付けるポイント② ハキハキと元気よく

口を開けず小さい声でボソボソと話してしまうと、覇気が無く自信なさそうだったり、仕舞には仕事ができなそうに見られてしまいます。

無理に大きな声で話す必要は決してありませんが、ある程度新卒のフレッシュさを出すためにハキハキと元気よく話したいですね。

気を付けるポイント③ 姿勢

極度な緊張状態にある面接では、意外にも自分の普段の何気ない行動やクセが出てしまいます。

特に以下のような行動・クセがある人は気を付けましょう。

 

・背もたれに寄りかかりながら話す

・腕を組む

・机上で手を組む

・足を組む

・髪を触る

 

まとめ

面接は雰囲気が良ければ間違いなく通過率が上がります。

上手く話そうとか、ロジカルに話そうとか、就活本に書いてあるようなことは忘れて下さい。

とにかく相手に印象よく見せることに注力してみると、間違いなく通過率はあがります。

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