こんにちは、きゅうぞうでございます。
どこも品薄で買えなかったのですが、とある書店で偶然見つけて即購入しました。

なぜ人気があるのか考えてみた
私は電車内の広告(ステッカー)で興味を持って購入しました。この本ですが、限られたスペースでの電車内広告との相性が抜群な内容かと思います。
上記画像だけの広告だけでも充分に購買意欲に働きかける事ができます。先ず何について書かれているかが明確にわかりますし、作者の推測ではないリアルな未来についてが書かれている事が予想されます。
誰だって未来の事知りたいじゃないですか?
私が子どもの頃、「21世紀はどうなってる?」のようなテーマの記事が子ども向け雑誌に多くありました。多くのちびっ子達は大人が描く未来に心が躍ったものです。
気になる内容は?
面白い半面、怖いと思ったのが、非常に具体的であり根拠のある未来予測であること。
内容は、本の帯に書かれている年表ごとに区切られており、作者の推測で語られるというよりは、人口動態統計などのデータ等を用いてリアルに描かれています。普段であればこういった本は、すぐリリースしてしまうのですが、データ本の側面があるため、気になったときにまた見たいと思える内容なため、手元に置いておきたい1冊だったりします。
日本を救う10の処方箋
一通りの未来予測が終わると、作者による10の提言が展開される。これは無理だろう?という奇策もあるのんですが、私がとても共感したのが「24時間社会からの脱却」。
私が子どもの頃はスーパーマーケットには定休日があったり、年始にはほぼ全てのお店が閉まっていました。当時はそれが当たり前だと思っていましたし、さほど不便は感じていなかったように思います。今の365日24時間営業はやりすぎかなと。外国人労働者に頼らざるを得ない状況にまで陥るなら、労働力確保のため時間短縮も有りかと。
最後に
結論として、この本は買いです。
広い読者層にハマる内容かとは思いますが、内容が主に少子化によるものなので、特に若い世代におすすめできる内容と思います。
ほか色々書きたい事が色々あるのですが、ネタバレになりすぎるのも困るのでやめときます。
ぜひ読んでみてください!

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
- 作者: 河合雅司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/06/14
- メディア: 新書
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