人事のつぶやき

就活の軸ってなに?現役人事が軸の決め方を解説します

人事部きゅうぞうです。

悩む就活生
悩む就活生
就活って「軸」を考えるのが大変だなぁ・・・

そもそも軸ってなんなんだろう・・・

このブログ記事では、そんな悩みを抱えている方におすすめです!

このブログ記事でわかるポイントは以下の3点となります。

・就活の軸が決められない

・就活の「軸」というものがよくわからない

・就活に軸なんて必要あるの?って思っている

就活の軸ってなに?現役人事が軸の決め方を解説します

就活の軸を決めるにあたっては、まず「自分自身のできる事(can)」と社会に出て「やってみたい事(want)」を考えていきましょう。

その二つの交わった部分が「」となります。

まず軸を考えていく前に、企業における「採用」で大切なポイントを知っておく必要があります。

企業に利益をもたらす可能性が高い人を採用すること

就活生の「やりたい(want)」だけでは、企業側としても採用の判断材料としては乏しいわけです。そのため就活軸を決めていくにあたっては「やりたい」だけではなく「できる(can)」がより重要な要素となります。

就活生の多くはポテンシャルを中心にアピールしがちです。就活の「やりたい」だけでは、将来活躍ができる人材なのかを判断するのは難しいです。ぜひこの記事を参考にして、can+wantを組み合わせた軸を考えて頂きたいと思います。

なお軸を決めていく作業ですが、あらかじめ自己分析をしておくとよりスムーズに行えると思いますので、自己分析を事前にしておくことをおすすめします。

きゅうぞう
きゅうぞう
それでは下記の手順1~8を行い、就活の軸を定めていきましょう!

できる【can】を見出す

手順1.自分の強みを見出す

まず自分は何ができるのか?といった自分の強みを見出しましょう。

企業ウケが良いからといって、経験がないのに「リーダーシップがある」といった想像で強みを見出すのはNGです。

企業側としては就活生の発言だけで強みを判断することは少ないです。強みの背景には必ず行動があり、その背景にはエピソードが必ず隠されています。そのため自分の強みを見出す方法としては、エピソード(経験)から考えていくと良いでしょう。

【例】[エピソード]→[行動]→[強み

・サークル活動→メンバーの話を聴いていた→傾聴力

・アルバイト→時間帯リーダー→主体性と責任感

・ゼミ活動→ゼミ長としてメンバーを牽引→課題分析力、課題解決力

やりたい【want】を見出す

手順2.興味関心のリストアップ

漠然とした思いでOKなので、「こういった仕事をやりたい」「社会にでて叶えたい事がある」といった興味関心をリストアップし、なぜそれに興味関心があるのかといった理由もセットで考えると良いでしょう。

・社会貢献性のある仕事をやりたい

 →これまでボランティアサークルでやりがいを感じてきたから

・ビールメーカーで働きたい

 →寡黙な父が腹を割って話をしてくれる時、いつも片手にビールがあった。ビールを通じて人と人をつなぎたい。

 

手順3.嬉しかった、モチベーションが高まったエピソード

友達から言われて嬉しかった事や、アルバイト等でやりがいに感じた事などを思い出してみましょう。

例:アルバイト先でお客様から「ありがとう」言われて嬉しかった

手順4.企業規模のこだわりを考える

誰もが知っている超有名大手企業がよいのか、ベンチャー企業がよいのかを考えてみましょう。

大手企業とベンチャー企業のメリットとデメリットを洗い出し、どちらが自分に適しているのか考えてみましょう。

きゅうぞう
きゅうぞう
どちらがフィットするかは、人から聞いたり、自分で調べたり、想像でも良いと思います。
大手企業のメリットとデメリット

【メリット】

研修制度が整っている

・親や友達に自慢できる

・給料や福利厚生が良い

【デメリット】

・転勤がある

・出世しないと単純作業をやらされる

・入社難度が高い

 

ベンチャーのメリットとデメリット

【メリット】

・1年目からなんでもやらせてくれそう

・転勤が無い

【デメリット】

・研修制度がない

・福利厚生が整っていない

手順5.自分の将来のキャリア像を考える

ひとつの会社で長く働いていきたい安定志向か、スキルを身に付けて起業したい独立志向か。

プレイヤーとして長く働いていきたいのか、マネージャーとしてマネジメントに専念したいのか。

手順6.やってみたい仕事は何か?

社会には色々な仕事(職種)があります。ざっくりとしたイメージでも良いのでやってみたい仕事を考えてみましょう。

就活ではかなりの頻度で「どんな仕事をやってみたいですか?」と面接で聞かれます。

・営業:コミュニケーションが得意。またゼミで実際の企業の経営分析を行い、課題解決を考えてきた。

手順7.自分はどういう人になりたいか?

社会に出てどういう人物になりたいのか考えてみましょう。

具体的な経営者をイメージするのもOKです。

インターンや会社説明会、OB・OG訪問等で自分のなりたい人物像の「社員」が居たら、応募してみるのもアリですね。

手順8.条件面のこだわりを深掘りする

自分自身の働くにおいての「必要条件」を考えてみましょう。

条件例

1.給料が良い、平均給料が高い

2.勤務地が限定している(転勤が無い)

3.休日(土日休み、年間休日120日以上)

4.勤務時間(深夜勤務が無い、残業が少ない)

5.産育休制度の有無(女性が多数活躍している)

6.福利厚生(住宅手当がある)

7.研修制度がし整備されている

 

またこれさえあれば他は我慢できる・・・といったmust条件を考えてみるのもおすすめです。

・給料が高ければ、残業が多くてもかまわない

・給料が高ければ、転勤があってもかまわない

以上のような条件を設定していけば、特定の業界を切り捨てることができるようになります。例えば土日休みにこだわりが強い人だと、サービス業は切り捨てる必要があります。

以上をミックスして考えていけば、就活の軸は理由と共に見えてくると思います。

また軸は本音と建て前がありますので、うまく使い分けましょう。

本音で「転勤が嫌なのでベンチャーの御社を志望しました」とか止めましょうね。

そもそも、なぜ就活に軸が必要なのか

就職活動の面接において必ずと言っていい程聞かれる就活の軸。

そもそもなんで企業が学生の就活軸を聞くのでしょうか?

その理由を考えていけば、就活の軸の大切さが見えてくると思います。

1. 学生の価値観と自社とのマッチング

就活生の「就活の軸」を聞けば、「会社や仕事」に求めているものがわかるようになります。
就活生の「会社・仕事に求めるもの」が自社の特徴とマッチするかどうかを面接で確認しているわけです。

ミスマッチな学生を入社させて、すぐ辞められては大きな損失となりますからね。

2. 具体的な社会人像の確認

就活生の中には、憧れてエントリーしたり、なんとなくエントリーしてくる人もいます。

そういった学生を振るい落とすためにを聞いたりもします。

企業側もなんとなくで学生を採用しているわけではありません。

企業利益につながりそうな学生を採用しようとしているわけで、憧れや適当にエントリーした学生に利益を感じる事はできません。

まとめ

きゅうぞう
きゅうぞう
いかがでしたでしょうか?

以上の手順1~手順8までを考えてみて、自身のcanとwantをミックスして考えていけば、就活の軸は見えてくると思います。

また軸は本音と建て前がありますので、うまく使い分けましょう。

本音で「転勤が嫌なのでベンチャーの御社を志望しました」とか止めましょうね。