![[どっちでも良い]履歴書は手書きとパソコン作成のどちらが良い?](https://www.kyuzoblog.com/wp-content/uploads/2018/08/20180604124954-1.png)
きゅうぞうです。
今回は長年の議論となっていて結論が出ていない、「履歴書」についの記事をお届けいたします。
果たして「履歴書」は手書きであるべきなのでしょうか?
パソコンのWord・Excelで作成したもので良いのでしょうか?
今回はそんな「履歴書」問題について記事にしてみました。
目次
ぶっちゃけどちらでも良い
結論から申し上げますが、履歴書は手書き・PC作成のどちらでも良いです。
人事マンとして物言いさせて頂くと、このご時世にそんな些細な事で採否を決めてしまう企業は採用レベルが低いと思うんです。
だって「優秀な人材」をそんなつまらない事で不採用にしてしまう「機会損失」となりかねないわけですから。
どっちでもいいんです。
ただし注意したいのが、企業によっては「手書きかPC作成」かで有利・不利に働く場合がありますので気を付けたいところです。
基本的にはPC作成、文字に自信がある人は手書き
基本的には「履歴書」はPC作成で良いです。採用側の意見として、複数の応募書類(履歴書)を見るにあたっては、手書きの応募書類はとにかく疲れるんです。
人によって文字の大小やクセなどがあり、PCで作成されてものと比べると読むのにかなりの労力がかかります。
しかし字を書くことが得意な人は、手書きで履歴書を提出するほうが印象が良い方に向かう場合が多いですのでおすすめです。
よく視覚から得られる情報量の割合は5割以上と言われています。手書きの履歴書の「文字」が与える視覚的訴求力はかなりものです。
「この人はしっかりした性格っぽいな」
「正確に仕事をしそうだ」
「誠実そうだ」
など・・・キレイな手書きの文字というのはハロー効果につながりやすいです。
IT・ベンチャー企業には当てはまらないかもしれませんが、老舗企業には「キレイな手書き文字」は抜群の効果を発揮します。
ハロー効果(ハローこうか、英語: halo effect)とは社会心理学の現象で、ある対象を評価をする時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて、他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のこと。後光効果、ハローエラーともいう。例えば、ある分野の専門家が専門外のことについても権威があると感じてしまうことや、外見のいい人が信頼できると感じてしまうことが挙げられる。ハロー効果は、良い印象から肯定的な方向にも、悪い印象から否定的な方向にも働く。
気を付けたいのが、汚いと思われる文字で履歴書を書いてしまうと、逆効果になってしまう可能性があるということです。
そのため履歴書はPC作成が無難です。
まとめ
企業によっては手書きの履歴書しか受け付けない場合があります。
逆にPC作成の履歴書しか受け付けない企業もあります。
以下注意点をまとめてみました。
基本的にはPC作成で良いが、応募先の指示に従う
「市販の履歴書を使用・・・」「当社のフォーマットを出力・・・」など手書きを連想される場合は手書きで提出。
どうしてもわからない場合は、電話かメールで問い合わせる。問い合わせたところで「不採用」はまず有り得ません。
人材紹介会社を利用する場合は、担当者に聞く
おそらく応募段階で、担当者から事前に教えてくれると思います。
中には履歴書の写真の撮り方まで細かく指示される場合もあったりします。
得意な人は手書き
字を書くのが得意な人は手書きの履歴書で提出しましょう。
毛筆・硬筆を習っていたなどの方は、手書き履歴書がきっかけで面接の話題が膨らむ場合もあります。
老舗企業は手書き、ITベンチャー等はPC作成
お堅い企業は手書き、ITベンチャー等はPC作成と覚えておけば間違いありません。
あとがき
履歴書は「文字」だけではなく、「写真」も大切な要素のひとつです。
意外にも履歴書等の「写真」だけを見て不採用というケースも少なくありません。
履歴書は相手に自分を知ってもらう大切な資料です。
履歴書はラブレター・お見合い写真・販促チラシと同様に相手にどう思ってもらえるかの印象勝負だったりします。
相手に良い印象を持ってもらえるようにしたいですね。
それでは!