【元人事談】インターンシップは参加しなくても良い[時間の無駄]

きゅうぞうと申します。

これまで10年以上複数社にて人事に関わり、現在はフリーランスとして活動しております。

タイトルの通りですが、私は就活において就活生がインターンシップに参加する必要はないと思っています。

 

インターンシップとは

一言で言うと企業が実施する職業体験。

内容は社員同様に働く場合もあれば、会社説明会という企業理解というものも。

数時間といった短期から、1年以上の長期実施と形態はさまざまです。

 

インターンシップは参加しなくても良い

もし参加目的として以下2つに該当しないようであれば、インターンシップは時間の無駄です。

 

・報酬(時給)が良い

・どうしても働きたい企業(業界)である

 

もしインターンシップを就職活動の一部だと考えていて、とりあえずで情報収集目的の会社説明会感覚で参加するのは止めましょう

 

なぜかというと、一応は企業もインターンシップと名目で実施していることもあり、就活生が一番聞きたい「就職に関する募集要項等」の情報を全部開示してくれないケースがほとんどだからです。就職解禁時期になったらしっかりとした会社説明会が始まりますので、そこで参加すれば十分です。

 

また企業としてみればインターンシップ時期に学生を大量に囲い込みたいと思っていて、就職解禁前に内々定を出す企業も少なくありません。

意志の弱い就活生だと、その内々定を断れずにそのまま入社してしまうという事だってあり得ます。

インターンシップ時期の人材紹介(就職エージェント)も要注意

就職解禁前に人材紹介(就職エージェント)を利用するのも注意が必要です。

少々キツい事を申し上げますが、エージェントはボランティアで人材紹介をしているわけではなく、ビジネスとして人材紹介をしています。

言ってしまえば就活生は人材紹介にとって「商品」であり、お客さん(企業)に早々に商品を売りたいわけです。

 

学生1人がクライアント企業に入社することで、100万円前後のお金が動きます。

 

人材紹介側とすれば就活生がどういう企業に行きたいか?なんてどうでも良い事で、クライアント企業にどうやって入社させるかがポイントになってきます。

あまり人材紹介にどっぷり浸かってしまうと、よくわからない企業に入社させられてしまうかもしれません。気をつけましょう。

まとめ

インターンシップに参加しなくても、超一流企業から内定をGETしている学生を多く見てきました。

インターンシップに参加しても、全然内定がもらえず4年生の秋まで就活をしている学生も多く見てきました。

インターンシップに参加すること自体を目的としてはいけません。

参加したところで自分の就活力が上がるわけでもありません。

時間は大切に。

おしまい!

おすすめの記事