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【元人事考察】近鉄が就活セクハラ採用担当者を懲戒解職 女子大学生ホテル連れ込み事件について

元人事マンのきゅうぞうと申します。

2021年6月9日付にてショッキングなニュースが飛び込んできました。

近鉄が就活セクハラ採用担当者を懲戒解職

解雇された会社員

近鉄グループホールディングスの採用担当の男性社員が、就職活動中の女性大学生に個別に連絡をとってホテルに連れ込んだ問題で、近鉄は男性社員を8日付けで懲戒解職処分としました。 近鉄によると、採用担当の男性社員は、今年1月のインターンシップに参加した女子大学生に「エントリーシートを添削してあげる」などと、無料通信アプリLINEで繰り返し連絡したということです。

男性社員は2月、女子大学生を食事に誘った上、ホテルに連れ込むなど、不適切な行為をしていました。

近鉄では、採用担当者が就職活動中の学生と個別に連絡をとったり会ったりすることを禁止していて、男性社員は「採用活動の中で好意を持った」と話し、不適切な行為を認めたということです。 近鉄は、この男性社員について、8日付けで懲戒解職処分としました。 処分の理由について、近鉄は「会社のルールに違反し、就職活動中の学生を傷つけた上、当社グループの企業イメージを著しく阻害したため」としています。

 

近鉄では、この問題を受け、自社の就職活動でハラスメントなどを受けた際の相談窓口を、社内と社外に新たに設けることにしています。

出典:Yahoo!ニュース

 

ざっくりとした内容は以下の通りです。

・近鉄のインターンシップに女子学生が参加

・近鉄の元人事担当者と女子学生が連絡先(LINE)を交換

・元人事担当者が女子学生をホテルに連れ込む

私の結論としてはこの近鉄の元人事担当者が最悪で、その担当者を自由に野放しにしていた近鉄も悪いと思います。

この元人事担当者に付いていく女子学生も悪いのではないか?という声もあるかもしれません。

確かに女子学生も悪かったのですが日本の就職活動という悪い文化を考えると、この女子学生の取った行動は「仕方なかった」と言わざるを得ません。

新卒の就職活動の構造と近鉄

就職活動の構造は、企業側が優位で学生側の立場はとても弱くなっています。

突っ込んだ言い方をしてしまうと、学生は企業に対して媚びへつらい、企業は学生に対して必要以上にマウントを取ってきます。

 

特に近鉄のような知名度がある超人気企業は、万単位で学生の応募が集まるでしょうから、企業としたら採用する学生は選び放題です。

近鉄に入りたい学生にしてみたら、なんとしても企業に自分を覚えてもらいたいですし、嫌われるのを極度に恐れてしまうわけです。

しかも相手が一般社員なら別ですが、採用に直結する人事担当者ならなおさらです。

 

私はその人気企業の看板と人事担当者という立場を利用したこの近鉄元人事担当者は許せませんし、この元社員のような倫理観ない人事に仕立て上げてしまった近鉄にもがっかりです。

全ての企業がとは言いませんが、何もしなくても学生の応募が集まる人気企業の人事担当者はレベルが低すぎます。

学生は誰もが名前の知っているような人気企業の人事担当者が「上から目線」のようなマウントを取ってくるタイプだったら、その企業の入社は控えた方が良いと思います。

あとがき

OB・OG訪問や、長期インターンシップなどで学生と社員の個人間での連絡は仕方がないと思います。

今の就職活動の構造だと、どうしても学生が連絡を拒否するわけにもいきません。

あらためて各企業の人事担当者および社員教育の徹底をお願いしたいものです。

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