[初心者向け]ストレスさようなら!アンガーマネジメントの具体的な方法を解説

きゅうぞうと申します。

これまでアンガーマネジメントに関する本を10冊以上読んできて、セミナーに参加したり様々な学びを吸収してきました。

 

色々学んできてわかった事といたしまして、アンガーマネジメントを実践するのは簡単ではないということがわかりました。

日々怒鳴り散らしていたような人間や、イライラしまくって子供を怒りまくっていた人が、アンガーマネジメントを勉強したところで明日からすぐに感情を変える事はほぼ不可能に近いです。

 

そこでこのブログ記事では、誰でも簡単に怒りを収められるような初心者向けという内容にフォーカスを当て、アンガーマネジメントについてまとめてみました。

アンガーマネジメントの具体的な方法

まず結論ですが残念なお知らせとして、アンガーマネジメントを学んだところで即効性はありません。

 

アンガーマネジメントの最も重要なポイントとしては、怒りを鎮めることではなく、怒りを発生させない事にあります。

他人の発言や行動に日々イライラしていたその感情を無理に毎回抑えようとすると、いつかは必ず爆発して大噴火を起こしますので自分のメンタル的によろしくありません。

 

まずはそのイライラ癖を修正するところから始めないといけませんので、即効性が無く少々時間がかかることとなりますので肝に銘じておいてください。

 

きゅうぞう
ここからは具体的な方法をお伝えいたします。

「~べき」という思考を止める

自分が思っている事や信じている事が正解と思うのを止めてください。

 

・遅刻の連絡は電話でするべきだ
・若手から挨拶をしてくるべきだ
・新人は仕事の始業30分前に来るべきだ

 

怒りの感情の多くは、自分の価値観と相手の価値観との相違で生まれる事が多いです。

特にプライドが高く、自分のやってきたことに強い信念がある人はこういった感情に陥りがちです。

過去はそれで正解だったかもしれませんが、今後もそれが必ず正解であるとは限りません。自分が正解だという価値観「~べき」を止めるようにしてください。

仕方ないと思う

よく怒る人は内心わかっていると思いますが、怒ったところで事態が好転することはほぼありません。

一時的に自分はスッキリしたと思うかもしれませんが、確実に関係性にヒビが入りいつかは壊れます。

怒らなければならない場面は少なからずありますが、それ以外であれば「まぁ仕方ないか」と割り切る事に集中してください。

「まぁ仕方ない」と割り切って、感情がコントロールできるようになると、イライラすることが少なくなり生産性の高まりを実感できると思います。

相手を尊敬する

相手にも必ず良いところがありますので、尊敬をするようにしてみてください。

日々感情に任せて怒っている人は、基本的に自分の方が立場が上だと相手にマウントを取りがちです。

どんな相手にもマウントを取らず、「なるほどね!」という言葉を心の中で叫んでください。相手を認めるだけでイライラの感情が発生しにくくなるのが実感できると思います。

悪いところを探す粗探しを止めて、相手の良いところを見つけることに集中してください。

 

特に家庭内で起きているイライラには相手を尊敬するということがとても重要です。

言葉遣いを変える

「ありがとう、助かったよ、またよろしくね」というような感謝の言葉の口癖を身に付けて下さい。

イライラしやすい人は、人に対する感謝の言葉のハードルが異常なまでに高い人が多いです。

飲食店や小売店の店員には乱暴なタメ語で話す人が多かったりします。

相手からされた行為や発言に対して「ありがとう」と言えるようになると、相手への感謝や尊敬の念が生まれてイライラすることが少なくなります。

少しずつでも結構ですので、言葉遣いは修正していきましょう。

どうしてもイライラしてしまった場合

イライラを発生させないよう努力しても、それでもイライラしてしまうのが人間です。

そういった場合に効果的にイライラを鎮めるテクニックをご紹介いたします。

その場から離れる

怒りが発生しているその場所から離れられるようであれば、トイレに行ったり、買い物に行くなどできるだけ離れるようにしてください。

怒りの対象から焦点をズラすだけでイライラを軽減させることができます。

怒ってしまった後の事を考える

もし感情的に起こる前に少しだけ冷静に考えられるようであれば、もし怒ってしまったらどうなるのか?という後の展開を想像してみてください。

イライラしやすい人は比較的先の事態を読むのに長けている人が多く、そのくらいであれば容易に予想できるかと思います。

6秒待つ

イライラしてきたと思ったら感情的に相手に言葉を吐き出す前に、静かに目を閉じて6秒カウントしましょう。

様々な本にイライラを鎮める方法としてこの6秒ルールが書かれていることが多く、効果的である方法と言われています。

イライラしてきたらまずは6秒を意識してみてください。

怒りの点数化

イライラしてきたときに、その自分のイライラを10点満点で点数化してみてください。

冷静に点数化することで冷静になる時間を自分に作ることができますし、点数化することで「前回ほどではないな・・・」と気持ちを落ち着かせることが可能となります。

この点数化も多くの本で紹介されているテクニックですのでおすすめです。

深呼吸をする

イライラしてくると、自律神経系の交感神経が活発となってきます。

心臓の鼓動が早く血流が良くなり、肺呼吸で呼吸が浅くなり、戦闘状態へとスイッチが入ってしまいます。

これを深呼吸をすることで副交感神経を優位にさせリラックス状態にさせることが狙いです。

楽しいことを思い浮かべながら、ゆっくり深く深呼吸をしてみてください。

驚くほどに落ち着いてくると思います。

楽しいと思うことを強制的に始める

イライラから離れて、自分が楽しいと思える事を始めてみてください。

 

・お笑いの動画を見る
・好きなゲームをする
・好きなマンガを見る

 

ポイントとしては自分が楽しいと思える物か?ということです。

普通であれば「お笑いの動画を見れば楽しくなるはずだ!」という一般的な視点ではなく、自分軸で考えてください。

おすすめの本

マンガで具体例を示して解説してくれておりわかりやすく、文字量もそこまで多くないので初心者におすすめ。

中田敦彦のYouTube大学でも取り上げられた本。ややビジネス向きな内容で読む人を選びますが、実例が多く網羅的でわかりやすくおすすめ。

 

 

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