![[誰でも簡単!]就職活動の採用面接の通過率を上げるシンプルな方法](https://www.kyuzoblog.com/wp-content/uploads/2018/08/20170829145514-1.jpg)
きゅうぞうです。
「面接」って嫌ですよね。
緊張するし、相手の質問に上手く回答できるかが心配・・・。
自分の事を細かくチェックされているみたいで、しまいには自分の言った事が否定されるんじゃ?
・・・とか考えると面接が嫌で仕方なくなります。
私も学生の時は、面接が嫌で仕方ありませんでした。
今回の記事では、面接の通過率を上げられる(かもしれない)簡単な方法をお伝えします。
今の新卒採用のトレンドは?
下記図は経団連発表の新卒採用活動における、選考時に重視する要素上位5項目の推移です。
経団連企業会員1,339社からの回答とのことですが、ほとんどの会社でこれは当てはまると思います。
今の就活では「コミュニケーション力」が求められています。
参照:https://www.keidanren.or.jp/policy/2016/108_gaiyo.pdf
私が就職活動をしている昔の時代は、そこまでコミュニケーション力は求められていませんでした。
気合いだったり、ストレス耐性だったりと、体育会系な学生がウケた就活だったと記憶しています。
ではなぜ今、コミュニケーション力がそこまで求められているんでしょうか?
理由は様々な企業で一人だけで仕事を完結する事が少なくなっているからです。
複数人からなるチームやプロジェクト単位で、仕事が進められているケースが多くなった事というのが大きいです。
また仕事や人間関係のストレス過多により、社員が精神疾患を発病するケースも少なくなく、少しでもそういったリスクを回避するため、適応力があり柔軟な対応ができるコミュニケーション力を有した人材がほしいのも理由の一つです。
※年々精神障がい者は増えています
参考資料 障害者の状況(基本的統計より)|平成28年版障害者白書(全体版) - 内閣府
コミュニケーション力が高い学生って?
コミュニケーション力があれば採用されやすいのは言うまでもありません。
しかし、コミュニケーション力が高い人ってどういう人なのでしょうか?
困ったことに採用担当者の思っている「コミュニケーション力の高い低い」の概念は人それぞれ異なります。
中にはおしゃべりな人をそう思う人もいれば、傾聴力のある人がそうだ、という人もいるかもしれません。
学生自身が「自分はコミュニケーション力がある!」と思っていても、相手にハマらないと「コミュニケーション力が無い」と判断されかねません。
同調・ミラーリングでコミュニケーション力があると思わせる
そこでおすすめなのが同調・ミラーリングを活かして面接に臨むという事です。
正直これだけでも面接の通過率は変わってきます。
面接が全然通過しない!と悩んでいる学生さんは一度試してみてください。
【同調】の意味
1 調子が同じであること。同じ調子。
2 他に調子を合わせること。他人の意見・主張などに賛同すること。「彼の提案に同調する」
3 受信機などで、特定の
に するように固有振動数を合わせること。- 同調(どうちょう)の意味 - goo国語辞書
ミラーリング (Mirroring)
コミュニケーション手法の一つ。相手の動作に対して、まるで鏡のように自分の動作も合わせる方法のこと
人間誰しも自分と似たようなタイプには良い印象を持ちやすいです。
面接官も人間、なにかしら癖が絶対あります。
ここで言う癖というのは、話すトーン・スピード、表情の作り方、あるワードを使うときは語気を強めたり・・・という癖が絶対あります。
面接官が落ち着いて話すタイプなら、やたら元気よくガーーーッ!と話すよりは、落ち着いて話すほうが良い評価をされやすいです。
真剣な場面には真剣な表情をして、笑う場面は一緒に笑う。
要は相手に合わせたコミュニケーションをとっていくという事です。
こっちが面白い話をしているのに相手が無表情だったらむかつきませんか??
なお、ミラーリングはやりすぎず、控えめに相手の行動をあわせると良いです。
「あ、こいつは気が合うかも・・・コミュ力あるな。うちの会社の雰囲気ともぴったりだ!」
・・・と思われやすくなる・・・かもしれません。
面接官は神様ではないので、たった数時間の面接で「仕事ができるできない」の判断なんてできるわけがありません。
少しでもミスマッチのリスクを減らすために、自分たちと近い雰囲気の学生を採用するっていうのはどの会社でもやっている事です。
だから会社には社風・カラーというのが存在するんです。
傾聴力がある学生と思われる!
相手に合わせようとすると、注意深く相手を観察する必要があります。
相手を観察するには、面接官の話を真剣に聞かなくてはなりません。
これが良いんです!
人間誰しも自分の話を真剣に聞いてくれる人には好意を持ちます。
同調・ミラーリングをしようとすると自然と傾聴力が働きますので、自然と相手から評価されやすくなります。
具体的な面接トレーニングをしていないタイプの面接官は、これだけで勝率は相当変わってきます。
まとめ
「いつか、こんな自分をわかってくれる会社が出てくるはずだ!」
と、自分を押し通し過ぎると面接通過率は低くなります。
自分に合う会社なんて絶対にありませんから、こんな考えはやめましょう。
自分から相手(会社)に合わせていかないと、内定をゲットするのが難しくなります。
面接に苦労している方は、同調・ミラーリングを意識して、相手に合わせた面接をしてみてはいかがでしょうか。