[初心者向け]セルフコーチングのやり方を具体例を交えて解説します

プロコーチをしておりますきゅうぞうと申します。

このブログでは自分の目標達成のスピードアップを目的とした「セルフコーチング」のやり方についてまとめています。

 

この記事でわかること

・コーチングとか何か
・セルフコーチングの効果
・セルフコーチングのやり方

 

コーチングって聞いたことあるけどわからないなぁ

 

・・・というような初心者の方にもわかるような内容となっております。

ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

コーチングとは何か

まず「コーチング」について簡単に説明していきます。

コーチングの概念はかなり奥深くて、細かく1から説明しようとするとわかりづらいので簡単に説明するとこうなります。

 

コーチングとは

クライアント(相談者)が目標達成できるようにコーチが支援すること

 

様々な対話スキルを用いてコーチがコーチングをしていくわけですが、基本的にはコーチはクライアント(相談者)には教える事はしません。

 

え・・・何も教えてくれないの?

 

コーチングはティーチングではありませんので、答えや方法論は全てクライアント(相談者)の中にあるという事を基本として、コーチはそれを引き出す支援をしたり気づきを促すサポートをしていく事となります。

 

ティーチングとは

自分の経験や知識等を相手に一方的に教える事

 

そのためコーチングは自分が何をしたいのか、何をすべきかが明確にわかるようになりますので、行動するモチベーションが高まり結果として目標達成スピードが上がるというわけです。

このコーチ役とクライアント役を自分で行い、自分にコーチングを行うことがセルフコーチングという事となります。

具体的にやり方を説明していきます。

セルフコーチングのやり方

セルフコーチングのやり方はとても簡単で、自分に問いかけるだけというシンプルなものです。

ただし注意したいのが、1人2役で喋るというのはおすすめできません。

なぜかというと、自分の事を深く考えながら、自分の事を質問していくのは初心者にはとても難しいからです。

おすすめのセルフコーチングのやり方を順番にご紹介します。

紙とペンで自分の考えを整理していく

考える事とそれに対して質問を同時並行していくのは、脳の処理的にとても難しいです。

まずは自分の考えを書き出して可視化して、それに対して自問自答をして、さらに書き出していく・・・という作業が効果的です。

ではどのような内容を書いていけばよいのかを解説していきます。

書いていく内容は以下の通りです。

自問自答する内容

①目標設定
②現状把握
③プロセス設定
④行動促進

 

注意すべきポイントとしては、ネガティブな気持ちで書き込まないでください。

「目標達成」を目的としたワークですから、ワクワクとしたポジティブな感情で書き込んでいきましょう。

①目標設定

おそらくセルフコーチングのやり方を探っている人は、何かしら達成したい目標があってのことだと思います。

そのためまずは自分が何を達成したいのかを明確にしていきましょう。

【質問例】
・あなたの目標は何ですか?
・どんな成果を期待しますか?
・実現した後はどうなりますか?
・3か月後はどうなっていますか?
・1年後はどうなっていますか?
・5年後はどうなっていますか?
・それを行う目的はなんですか?
・目標を達成したらどんな気持ちになりますか?
・目標を達成したら周りの人は何と言いますか?

②現状把握

現状把握とは自分が今どのような状態にあるのかを確認・理解することです。

自分の「ありたい姿(目標)」と「今ある姿(現状)」のギャップを埋めるために行動するには、先述した目標設定に加えて現状を正しく理解する必要があります。

【質問例】
・現時点での目標達成度は何%ですか?
・現状はどのような感じですか?
・今何が必要ですか?
・そもそも、なぜ必要なんですか?
・助けていくれる人はいますか?
・あなたが自由に使えるものは何がありますか?
・障害になっていることは何ですか?
・今気になっていることはなんですか?

③プロセス設定

どんなことにも目標達成するためには「行動」が不可欠です。その行動をどのような順番・方法でしていくかを明確にする必要があります。

ここでは抽象的な行動目標ではなく、具体的に"できる"行動計画レベルまで堀り下げる必要があります。

そのためセルフコーチングとしては、誰でも取り掛かれる具体性のある自問自答をしていく必要があります。

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【質問例】
・実現するためにすべきことは何ですか?
・何から始めますか?
・理想の未来のために今自分ができることは何ですか?
・それをどのように行いますか?
・未来の成功した自分はどんなアドバイスをくれますか?
・助けてくれる人は自分に何をしてくれますか?
・過去の経験から活かせることは何ですか?
・何があればできますか?
・どんな準備が必要ですか?
・それを行うとどんな結果になりますか?
・逆に行わないとどうなりますか?
・もし、自分の思い通りになるとしたら何をしますか?

④行動促進

最後に自分が目標達成のための具体的行動に移れるような働きかけを行います。

ここではただ単に自問自答するのではなく、行動を促すために自分を励ましてあげたり勇気づけてあげるのもポイントです。

【質問例】
・どれから始めますか?
・いつから始めますか?
・続けるためには何が必要ですか?
【勇気づけ】
・達成できそうですね!
・応援しているので、がんばってください!
この時点で自分に「できそうだ」という自信が芽生えているようでしたら、ワンランク上の行動目標に切り替えるのもアリです。
「半分の時間でやってみませんか?あなたならきっとできますよ!」と励ましながら自問自答してください。
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まとめ

ポイントとしては前向きな感情で達成可能な目標を引き出し、行動しやすいように整理していくのが重要です。

通常のコーチングセッションでは複数回にわたって、対話を行っていきます。

セルフコーチングも1回きりではなく、1か月後にレビューをして再度セルフコーチングをするとより効果的です。

ぜひ実践してみてください!

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