人事のつぶやき

【必見】就活・転職の面接で緊張をやわらげる方法と考え方まとめ

人事部きゅうぞうです。

面接の場では誰でも緊張してしまうものです。面接官が何を質問してくるかわかりませんし、その面接官の質問にちゃんと答えられるか・・・など考えてしまうと不安や心配から緊張してしまうものです。

今回は面接で緊張をやわらげる方法・テクニック・考え方などをまとめてみましたのでご参考ください。

人が緊張してしまう原因

そもそもなぜ人は緊張してしまうのでしょうか。

人間には無意識のうちに自分を守ろうとする防衛機能が備わっています。爬虫類脳、別名反射脳と言われる部分がその機能を備えており、嫌な事・危険な事が起きそうになると反射的に体が反応を起こします。

例えば、原始時代の人間がふと危険な動物に出会ったとします。何も緊張しないでボーっとしていたら、その動物にあっさり殺されているかもしれません。緊張するという事は脳が自分に「危険」だという事を教えてくれ、心肺機能・筋肉の機能・集中力・判断力・注意力が向上しパフォーマンスの高い行動が取れるようになるんです。

緊張するということは、人間が生き残るために必要な脳の本能的な機能というわけです。緊張することで普段発揮できないような高いパフォーマンスの行動が取れるかもしれませんね。

主な緊張による反応や症状
  • 心拍数、血圧、体温上昇(赤面、動悸、発汗、ふるえ)
  • 集中力・判断力・注意力の向上
  • 筋肉の機能向上

有名人でさえ緊張はする

あの松岡修造さんでさえ緊張はするそうです。しかし松岡修造さんの場合は、緊張をこのように考えているようです。

「緊張してきた。よっしゃー」

人前で堂々と話されている松岡修造さんでさえ緊張はします。今でもテレビ番組や講演会など人前で話すときは、手が氷のように冷たくなったり、心臓の鼓動が聞こえてくるくらい緊張するそうです。しかし松岡修造さんは「緊張するということはそれだけ本気になっている証拠だ」と思って、緊張している自分をプラスに考えているそうです。

確かに中途半端などうでも良い時には、緊張なんてしませんよね。

緊張は悪い事ではない

緊張するという事は決して悪い事ではありません。採用面接で緊張していたから不採用にするという事は絶対ありませんし、緊張しているか否かでポイントが増減するというようなシステムでもありません。(緊張で何も話せなかった・・・は困りものですが)

逆に面接する側の意見としては、緊張してくれた方が嬉しかったりします。本気でこの会社を志望してくれているんだと思えるからです。また、この緊張を自分の力で開放してやろう!と私自身は燃えてきます。その場合はアイスブレイクの時間を長くしたり、趣味や休日の過ごし方に焦点を当てて長めに時間を作ったりもします。

採用面接は緊張してはいけない場所ではありません。緊張度合いをチェックする場所でもありません。採用面接では別に緊張しても良いんですよ。

面接で緊張をやわらげる方法

緊張する事でいつもよりも高いパフォーマンスが出せるとはいえ、緊張しすぎて頭が真っ白になってしまった・・・これでは意味がありません。確かに良い緊張は面接のパフォーマンスを高めてくれますが、緊張しすぎは逆効果になる事もあります。

そこで、少しでも面接の緊張をやわらげる方法などをお伝えいたします。

方法1.緊張している事を認める

「あ~緊張しているよぉぉ・・・どうしよう・・・どうしよう」と考えていると、余計に不安な気持ちが増長してより緊張してきます。

そのような時は、「あ、自分は緊張しているな・・・」と緊張している自分を冷静に認めましょう。もう少し冷静に自分を見つめられるようなら「緊張しているという事は、高いパフォーマンスで面接する事ができるぞ!」と自分を鼓舞してみてください。

緊張を認め、緊張を自分のパワーに代える気持ちで行きましょう!

方法2.呼吸を整える

緊張している状態は、交感神経が活発に働きまくっている状態にあります。ちなみに寝ている時には副交感神経が働いています。交感神経が優位な状態は自然と胸式呼吸となっており、副交感神経が優位の状態は自然と腹式呼吸となっています。

要するに腹式呼吸を意識することで、交感神経(緊張状態)の働きを抑えて副交感神経(リラックス状態)を優位に働かせようというものです。

緊張状態の時には呼吸は本当に大切です。程よい緊張は血液の循環が増え集中力や注意力を高めてくれたりします。しかし過度な緊張状態だと呼吸が浅く速くなり、血液の循環が低下して、脳が要求する酸素の供給が滞り、結果として集中力・注意力・判断力が低下してしまいます。

緊張をやわらげるには呼吸を整えるのが大切ですが、この方法かなりレベルが高く初心者にはおすすめできません。緊張状態でリラックスするだけの腹式呼吸を意図的に行うのがなかなか難しく、結局緊張がやわらがない事が多いです。さらには「腹式呼吸をしたのに緊張が収まらない!どうしよう」と緊張が増長してしまう場合だってあります。

そんな初心者の人でも簡単に、呼吸を整える事ができるおすすめな方法が3点あります。

ポイント1.息を強く吐き切る

おすすめポイント1番目は、息を強く吐き切る事です。ポイントを下記にまとめます。

  1. できるだけ長く息を吐き切る(長く息を吐き切ると自然と腹式呼吸になります)
  2. 最初に息を吸い込まない(吸ってばかりだと過呼吸になる場合も)
  3. 息を吐き切った後は、「吸う」事を意識しない(吐けば自然に吸いこみます)
  4. より腹式呼吸を意識する場合は、吐きながらお腹を手で押し背中を丸める

意外にも呼吸法はとても大切!呼吸法が上手くなってくると、緊張をうまくコントロールできるようになりますよ。

ポイント2.強めに咳ばらいをする

咳をしながらお腹を触ってみてください。

どうでしょうか?お腹に力が入っているのが感じられませんか?そうなんです、咳は無意識に腹式呼吸となり緊張をやわらげてくれる効果があるんです。

有名人による司会、スピーチ、講演会を見ると意図的に咳をしている方はたまにいらっしゃいます。面接中に何度もゴホゴホするのは失礼ですが、時々であれば全く失礼ではありません。

ポイント3.最初に元気に挨拶をする

大きな声を出そうとすると、自然と腹式呼吸となります。嘘だと思ったら、アントニオ猪木でお馴染みの「元気ですか!?」をお腹を触りながら言ってみてください(笑)

どうでしょうか?お腹に力がグッと入りませんか?そうなんです、大きな声を出すという事は自然に腹式呼吸となり緊張をやわらげる効果があるんです。そして自分のやる気スイッチが入り、「今から本番だ!」と気持ちの切り替え効果も期待できます。面接開始前に大きな声を出せるポイントを参考までにまとめてみます。

大声のチャンスポイント

・面接会場入室時「失礼します」

・面接開始前の挨拶「○○○○です!よろしくお願いします!」

・質問に対しての回答「はい!!」

元気な挨拶をする学生・応募者を見て、嫌な印象を受ける面接官はいないはずです。しかも面接では第一印象で勝敗が決まってしまう事も少なくありません。

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特に新卒採用においては毎年数百人の学生を相手に面接をしますが、学生の回答内容の良し悪しで採否を決めるのが難しくなってきます。だってほとんどの学生が同じような回答をしてくるんです。その微妙なニュアンスで採否を決めるなんて不可能に近いです。そのためパッと見た人物印象などで採否を決めてしまうケースが少なくありません。面接では元気な挨拶をしましょう!絶対に得をしますよ。

ただし終始元気いっぱいだとお互い疲れてしまうので、元気さは最初だけにしておきましょう。

方法3.体をほぐす

緊張している時は全身がガッチガチに固まっている事が多いです。その体の緊張をほぐしてあげる事も大切です。

やり方は簡単です。まずコブシを強く握り全身に力を入れて力み、力んだ状態のまま一気に力を抜き開放します。これを2~3回繰り返します。結構楽になるはずですよ。

他には簡単なストレッチをするだけでも効果はあります。ぜひ試してみてください。

方法4.とにかく笑う

とにかく笑いましょう(笑)

面接直前の緊張している時、トイレに行って自分の顔を鏡で見てみてください。

きっと引き締まってこわばった表情をしていると思います。そうそれが緊張状態なのです。

緊張状態は言わば戦闘態勢なので、キリっと引き締まった表情になるのは当たり前なんです。しかしそれを自分の「笑顔」でぶち壊してしまうのです。

人間の脳は矛盾を嫌います。緊張状態なのに顔が笑っていると、脳がパニックを起こします。

自分の脳
自分の脳
「あれ・・・なんで笑っているんだろう・・・もしかして今は危ない状態ではないのかな?」

と緊張状態なはずのに「笑顔」という事に脳が矛盾を感じ、緊張状態が緩和していきます。

私のような上級者になると、声を出して笑います。試しに小声でも良いので声を出して笑ってみてください。複式呼吸になっているはずです。

緊張をやわらぐには笑う事もおすすめ!ぜひご自身の脳の本能と戦ってみてください(笑)

方法5.面接の練習をする

面接で緊張する理由は色々ありますが、主には下記の理由が考えられます。

・未知の場所や空間に行く事に対する不安

・知らない人とのコミュニケーションに対する不安や恐怖

・面接が上手くいくか?という結果の不安

・質問にちゃんと答えられるかという不安

面接の内容についての不安は、しっかりと対策して練習しておけば不安は解消することができます。どんな質問が来ても怖くない状態に仕上げておけば、あなたはもう怖いもの無しの無敵になれます。

しっかりとした面接対策・練習で緊張が少しは緩和するはずです。また採用面接を何度も経験いていくと、面接という場に慣れて緊張が緩和していくのを実感できると思います。

なお採用面接において丸暗記の回答をするのは、相手に良い印象を与えませんのでおすすめできません。採用面接はクイズ大会ではありません

あとがき

緊張するということは決して悪いことではありません。

緊張を上手く自分のパワーに変換できるようになれば、自分では想像もできないようなパフォーマンスが発揮できるかもしれません。ぜひ緊張と上手く付き合って面接を成功させてみてください!

それでは!