人事のつぶやき

派遣を企業が使う目的・意味を 人事の立場でゆる~くに書いてみます【メリット・デメリット】

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人事部きゅうぞうです。

今日は「派遣社員」について、人事の立場でゆるーく書いていきたいと思います。

派遣ってなに?

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派遣会社に入社(派遣登録)をして、派遣先企業で働く社員を派遣社員といいます。

派遣社員は「派遣会社の社員」ですので、派遣先企業からは給料は出ません。

そして派遣勤務中、仕事の指揮命令は派遣先企業から受ける事となります。要するに派遣先で指揮命令を受けて、しっかり働きなさいという事です。

雇用 派遣会社に入社
勤務地 派遣先企業で働く
給料 派遣会社から支払われる
仕事の指揮命令 派遣先企業の担当者

派遣のお給料

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派遣料金は、派遣社員のお給料で100%構成されているというわけではありません

派遣料金 ≠ 派遣社員のお給料

例えば派遣社員さんの時給が1,500円だとすると、派遣先企業は時給1,500円だけを支払うわけではありません。

派遣先企業は派遣社員の時給のほか、下記のような諸費用を含めた派遣料金を支払っています。

  • 保険料
  • 福利厚生費
  • 経費
  • 利益

その割合は派遣会社によって異なるのですが、派遣料金の20~35%がそれに充てられているケースがほとんどです。

仮に派遣社員が時給1,000円で働いていると、プラスして200円~350円が上乗せされて派遣先企業に請求されるわけです。

派遣時給1,000円+諸費用350円=請求派遣時給1,350円

なぜ派遣を企業が使うのか?

企業側が派遣を使う目的・理由をいくつかまとめてみました。

実は企業が派遣を使う事はメリットばかりです。

すぐ働き手が見つかる

社員の突発的な退職や休職、急なプロジェクトによる人員不足にもすぐ対応ができます。また、細かいスキルオーダーを派遣会社に伝えても、それ相応の派遣をしっかり紹介してくれるので安心です。

派遣会社との契約こそ必要ではありますが、煩わしい入社手続きが不要なのも魅力的です。

後腐れがない

企業が社員を解雇するのはなかなか難しい事です。

派遣社員は契約期間が決まっている有期契約なので、気に入らない人であれば契約満了とする事ができます。

後腐れがほとんどありません。

一時的に人手が欲しい

産育休を取得している社員の穴埋め、新卒・中途社員の入社までの繋ぎ。企業イベントのお手伝いなど。正社員を雇うまでもないけれど人手が欲しいという状況があります。

正社員を雇うまでもない穴埋めに、派遣は有効です。

採用活動の一つとして

中にはとても優秀な派遣社員の方もいらっしゃいます。

採用媒体・人材紹介会社への採用活動と並行して、派遣会社を通じ優秀な人材を探すというパターンもあります。

この場合は正社員化を前提とした派遣、「紹介予定派遣」という受け入れが多いです。

低コスト

正社員より「コストが安い」という理由で派遣を利用することもあります。

そもそもが派遣社員で固められている部署

企業によっては、部署内スタッフの大半が派遣社員というところもあります。

入退者が日常的に多く、ストレス過多な業務をする部署。短期プロジェクトの結成と解散を繰り返すような会社もこれに該当します。

企業側のデメリット

派遣社員を使う事はメリットがとても多いのですが、デメリットももちろんあります。

帰属意識が低く、責任感が低い

派遣社員はあくまで派遣会社の社員で、自社の社員ではありません。

そのため、仕事に対して責任感やプライドが無く、適当に働いてしまう方も中にはいらっしゃいます。本来想定していた重要な仕事を任せられなかったりして、効率が余計に悪くなってしまう事があります。

人件費が高くなる

中にはとても優秀な方がいますので、重要な仕事を任せるケースもあります。

結果、残業時間が多くなってしまうケースがあり派遣料金は相当高くなってしまうことも。

また、優秀な方ほど時給が高く設定されていたりもします。

居なくなってしまう可能性

仕事を覚えてきて戦力化すると、企業側とすれば長く働いてもらいたいのは当然のこと。

しかし、やどかりのように短期で仕事を変えていくのが好きな人も当然います。

「正社員になりませんか?」と声をかけても、派遣という働き方が好きな方も中にはいらっしゃいます。

派遣は長期戦力として期待できない懸念があります。

あとがき

派遣はとても助かりますが、一生懸命仕事を教えて、仕事を覚えてくれて、戦力化してきた頃に居なくなってしまうパターンもあるのがすごく辛いところですね。。。

今日はこのへんで!